秋田県現代詩人協会ブログ

詩のパズル 2

次の詩は、芦野時子さんの「いのち」ですが、◆(語句)と●(色)には、何が入るでしょうか。文字数は適宜です。末尾からお選びください。


  いのち

春浅い夕べの買物籠の中に
まだ冬眠からさめぬ瑞々しい◆◆
その中に可愛い●●の花の蕾を見た

◆◆のようにするどく
可憐に語りかける◆◆
風雪に耐え氷と戦い
今や開かむとする花のいのち

ボールの水でジャブジャブ洗われ熱湯の中に
投げ入れられる小さな花のいのち――

●●な花瓶に水をみたし
●●のレースの花瓶しきをしいて
おまえが憩う床をととのえよう

固い蕾よ
花開け!
天から授けられたいのちを大切に
花開け!

●●のむれで
明かるくこの部屋をかざり
精一杯
いのちの歌をうたえ


◆月の影 花束 星の光 花の蕾 野菜の束 春の光 馨る風 寒いこころ
●青色 緑色 黄色 薔薇色 真紅 ピンク 黄金色 水色 透明
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  1. 2011/11/21(月) 23:40:23|
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詩のパズル 1

次の詩は、吉田慶子さんの「かた雪こんこん」ですが、2連目と3連目をばらばらにしています(不必要な1行もあります)。あなたなら、どう組み立てますか。想像力をふくらませて、ためしてみてください。

かた雪こんこん

冷えきった村が眠りにおちると
目覚めた月が高く冴える
かた雪に映った柿の木が
モンスターとなり
鳥の喰い残したマメ柿の実が
まっ赤な肉を潰してボダリと落ちる

(2連) 3行 

(3連) 4行

月の夜のかた雪は
透明になめらかに足あとを消し
あした汽車に乗る若者の後ろ肩を
固く照らす

そのすぐあとにやって来る雪消し雨は
血のように潰れたマメ柿と
血のようにこびり付いた噂ばなしを
あとかたもなく流してくれる

なにごともなかったように
村の時間は春のめぐりに溶け込んでいく


ア やわらかい雪のシャーベットも凍り
イ 潰れたマメ柿を踏みつける娘がいる
ウ 少しはなれて
エ 眠った村と目覚めた月と
オ モンスターの下で三里塚を語る若者と
カ その狭間で化けてしまった柿の木が
キ この人とはもうだめかも知れない予感に揺れ
ク 黒いふろしきのように両手を広げる
  1. 2011/11/21(月) 23:30:35|
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秋田の詩祭2011 詩表現を楽しむ集い その3

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講師を囲んでの懇親会では、小笠原和成さんのギター伴奏で、「青い山脈」などを合唱しました。
  1. 2011/11/15(火) 01:43:51|
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秋田の詩祭2011 詩表現を楽しむ集い その2

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榊昌子氏の「『雨ニモマケズ』への愛憎―宮沢賢治と現代」と題する講演が行われました。
講師は、宮沢賢治に関する研究書を2冊もっていて、宮沢賢治学会でも活躍されています。
「雨ニモマケズ」という、だれでもよく知っている作品を、様々な視点から、ていねいに説明してくれました。
また、少し前にNHKで放映された賢治に関する番組で、女子学生が賢治の碑文(雨ニモマケズ)を間違って読んだので、録画した番組を何度も見たところ、碑文そのものが間違ってつくられているとびっくりされていました。(けっしていからず、が、けっしていばらず、だったかな?)
途中、井上陽水の「わかんない」という「雨ニモマケズ」をテーマとした歌をながしたりと、聴衆は、有意義な時間を過ごしたと思います。
  1. 2011/11/15(火) 01:16:33|
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秋田の詩祭2011 詩表現を楽しむ集い その1


「秋田の詩祭2011 詩表現を楽しむ集い」が11月13日、秋田市の大町ビルで開かれました。
講演に先立ち、詩の朗読があり、その後、「詩の朗読&ギターの調べに歌声とオカリナを乗せて」と題してのミニコンサートが行われました。
演奏は、紙ひこうき(詩の朗読 平塚鈴子さん、オカリナ演奏 湊由美子さん)&ギター・歌の小笠原和成さんで、「未来へ(秋田内陸縦貫鉄道ソング)」がギター・歌・オカリナ、「G線上のアリア」がオカリナ演奏、「津軽平野」がギター・歌・オカリナ、など、10曲演奏され、途中、歌声タイムとして、会場の人と、「旅愁」「冬の夜」を合唱しました。
また「いのちの理由」では、湊さんがフルートも演奏してくれました。
参加者は50人以上で、いつもより多くの人が集まってくださり、狭い会場ながら、楽しんでくれました。
  1. 2011/11/15(火) 00:42:50|
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